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インタビュー連載「タッチタイピング指導事始め」<10>
パソコンで使えない文字

谷口氏と吉田氏の対談

タイピング事始は今回が最終回です。
(インタビューは教育ジャーナリスト谷口泰三:教育タイムズhttp://www.taizou.org

 パソコンで扱えない文字が意外と多いのをご存知ですか。しかも名前に使う文字が・・・。

 例えば私の名前の吉田の「吉」。私の「吉」の上の部分は下が短い「士」ですが、下が長い「土」の方もたくさんいます。実際に「よしだ」と入力して漢字変換しても上の部分が「土」の吉田は変換候補にでてきません。

 山崎さんの「崎」という漢字も『大の「さき」(崎)と「立つの「さき」(ア)』がありますね。( )内がきちんと表示された方は幸運なかたです。

 実は、パソコンで使える文字は、文字コードで決められていてそこに登録されていない文字は、表示される場合もあるし、されない場合もあるのです。

 文字コードはコンピュータ上で文字を利用するために各文字に割り当てられる番号みたいなものです。土偏の「よし」は、登録されていないのでパソコンでの表示は不可能です。大の「さき」は、登録されているパソコンもあるし、登録されていないパソコンもあるので、登録されていないパソコンでは表示できないのです。

 日本のパソコンで一般に使える文字はJIS X 0208(第1・2水準)で定義されている6000字あまりです。固有名詞で使われる難しい文字や、異体字のような文字を表現することが出来ず、JIS X 0213(第3・4水準)として4000字ほど追加されてます。日本最大の漢和辞典『大漢和辞典』には約5万の漢字が収録されているので、まだまだコード化されていない文字が大量にあるのが実情です。

 でも、表示したいですよね。その場合は、自分の使っているパソコンにその文字を登録すればいいのですが、タッチタイピングとかけ離れてしまうのでここではこれ以上触れないでおきましょう。

 ただ、気をつけてほしいことはメールなどで文章を送ったときに自分は読めても、受け取った相手が読めない場合があるということです。

 みなさんもタッチタイピングの練習の合間にに、文字コードについても少し調べてみてはいかがでしょうか。


(「タッチタイピング指導事始め」 終わり)

※次回からはタイピング取組み事例を連載する予定です 。

プロフィール

・日本パソコン能力検定委員会副会長
・日本書写能力検定委員会企画部長
・琴河原株式会社取締役企画部長
・文部科学省「学びんピック」認定
 毎日パソコン入力コンクール大会運営副委員長 


・教育ジャーナリスト
・教育タイムズ(http://www.taizou.org)主宰
・日本記者クラブ会員
・元毎日新聞社紙面審査委員
・文部科学省「学びんピック」認定
 毎日パソコン入力コンクール大会運営顧問

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