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インタビュー連載「タッチタイピング指導事始め」<6>
パソコン入力に適したローマ字はこれ!

谷口氏と吉田氏の対談

 以前、アメリカ北部を訪れたとき「この辺は『アンダーソン』さんという名前が多いですが、それは北欧からの移民が多いからです」という説明を受けたことがあります。北欧では「アンデルセン」。言葉というのは風土によっていろいろ変わりますね。今回はパソコン入力で使うローマ字について吉田真・日本パソコン能力検定委員会首席副会長がうんちくを傾けます。

(インタビューは教育ジャーナリスト谷口泰三:教育タイムズhttp://www.taizou.org


  まず、ヘボン式と日本式ローマ字の違いについてお話しましょう。
  ヘボン式ローマ字は、米国人のヘボン(1859年来日)が自分の耳で聞いたひらがなの音を英語流のローマ字で綴ったものです。日本式はローマン式とも呼ばれ田中舘愛橘(たなかだて・あいきつ)が1885年(明治18年)に提案し、政府が調査研究した後、内閣が告示したローマ字です。
  違いは例えば「し」では
   ヘボン式では shi
   日本式では  si
といったことです。
  タッチタイピングを「正確に速く」するためには、入力文字数の少ない日本式で入力するのがよいと思います。

 日本式で入力する際にもパソコン式ローマ字というものがあります。実際にはパソコン式ローマ字といった明確な定義はありません。ローマン式でも日本語式でも入力は可能ですが若干の違いがあります。例えば「ん」はローマ字表記では「n」ですが、パソコン式ローマ字では「nn」ですし「きゃ」は「kya」でも「kilya」でも入力できます。
  私のおすすめするパソコン入力に適したローマ字表です。

――次の順に練習するといいですよ。
  1.清音(澄んだ音):あ・い・う・え・お・か・き・く・・・・・
  2.濁音(にごる音):が・ぎ・ぐ・げ・ご・・・・・
  3.拗音(2字の仮名で表す音):きゃ・きゅ・きょ・しゃ・しゅ・・・・・
  4.長音(のびる音):わー・てぃー・しょー
  5.促音(つまる音):たっきゅう・なっとう・ぎゃっきょう・・・・・

――最後にクイズです。次の問題をローマ字にしましょう。
だんだん難しくなりますよ。
1.つくし
2.ことり
3.さくら
4.うさぎ
5.おちゃ
6.きっぷ
7.なっとう
8.としょしつ
9.たっきゅう
10.ぎゃっきょう
11.デュエット
12.ミッキーマウス
13.ティーパーティー
14.パプアニューギニア
15.ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

クイズの答えはこちら


(次回へつづく)

プロフィール

・日本パソコン能力検定委員会副会長
・日本書写能力検定委員会企画部長
・琴河原株式会社取締役企画部長
・文部科学省「学びんピック」認定
 毎日パソコン入力コンクール大会運営副委員長 


・教育ジャーナリスト
・教育タイムズ(http://www.taizou.org)主宰
・日本記者クラブ会員
・元毎日新聞社紙面審査委員
・文部科学省「学びんピック」認定
 毎日パソコン入力コンクール大会運営顧問

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